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スウェージロック、STEM分野のプロジェクト・ベース学習に協賛

スウェージロック、STEM分野のプロジェクト・ベース学習に協賛

2018年11月14日 | David Schuellerman、コンテンツ・ストラテジスト

「BLOODHOUND SSC」は、英国ブリストルを拠点に、陸上走行速度で世界記録の達成を目指しているチームです。スウェージロックは、「BLOODHOUND SSC」に対するスポンサー活動の一環として、米国オハイオ州北東部の学区において、実社会で役立つSTEM(Science, Technology, Engineering, and Math;科学・技術・工学・数学)教育プログラムに協賛しています。 ハドソン市学区は、「BLOODHOUND SSC」をテーマにした授業を考案し、米国で初めて正式にカリキュラムに組み込みました。

「BLOODHOUND SSC」とは

「 BLOODHOUND SSC 」は、時速1,000マイル(時速約1,600キロ)という陸上走行速度の世界記録達成を目指す、世界のエンジニアリング技術を結集したプロジェクトです。 本プロジェクトは、科学・技術・工学・数学の次世代を担う人材を育成することを最終的な目標に掲げています。 「BLOODHOUND SSC」は、同チームの象徴ともいえる超音速自動車の研究開発プログラムを広く公開し、世界各国の学生の意欲向上に一役買っています。

スウェージロックは、「BLOODHOUND SSC」を資金面でバックアップするだけでなく、 超音速自動車のブレーキや燃料補給システムに欠かせない製品やコンポーネントを提供 しています。 この「ロケット自動車」には、Swagelokチューブ継手、クイック・コネクツ、ホース、レギュレーターが使用されており、過酷な条件下にある自動車の安全な走行をサポートしています。

STEM教育について

科学者、エンジニア、数学者の不足という問題を抱える数多くの先進国では、STEM分野に対する若者の学習意欲を高めることが学校教育における緊急課題とされています。

かつて「BLOODHOUND SSC」でスポンサー渉外担当を務めていたトニー・パラマン氏は、次のように語ります。「このプロジェクトでは、教育的側面を最重要視しています。超音速自動車を作ってレースに出場したとしても、それが誰の心にも響かないのであれば、プロジェクトを遂行する価値はありません。」

STEM教育を発展・普及させ、次世代の科学者とエンジニアを育成すること。それがBLOODHOUNDプロジェクトの第一の目的です。 そのため、超音速自動車の研究・設計・製造・テストに関する情報を公開し、教師・生徒・保護者が自由にアクセスできるように図っています。 この教育プログラムは、世界各国で取り入れることが可能ですが、米国ではスウェージロック後援の下、「BLOODHOUND SSC」をテーマにした学習プログラムがハドソン市学区に初めて導入されたのです。

オハイオ州北東部におけるプロジェクト・ベース学習

2015年8月、ハドソン市の学校は実社会で役立つSTEM教育を取り入れるべく、スウェージロックとパートナーシップを結びました。 「BLOODHOUND SSC」とスウェージロックが協力し、ハドソン市学区の教職員が一丸となって「BLOODHOUND SSC」をテーマにしたプロジェクト・ベース学習のカリキュラムを考案したのです。

ハドソン市学区のカリキュラム・コーディネーターであるクリスティーナ・ウーリー氏は次のように述べています。「プロジェクト・ベース学習では、学ぶ範囲を限定していません。生徒達はさまざまな方向から「BLOODHOUND SSC」のようなプロジェクトに取り組みます。わかりきった手順や結果に縛られた理科の実験とは明らかに一線を画しています。」

プロジェクト・ベース学習を通じて、生徒達は現代経済と21世紀における諸問題に立ち向かう術を身に付けていきます。 つまり問題解決能力を高めるためのアプローチになるのです。 「BLOODHOUNDチームが陸上走行速度の世界記録を打ち立てるにはどうすればいいか」という根本的な質問を生徒に投げかけ、教師はその答えを中心に授業を組み立てます。 地理、気候、数学などを学ぶという点は通常の学校と変わりませんが、あくまで「BLOODHOUND SSC」をテーマに授業を進めていくのです。

ハドソン市学区の最高責任者フィル・ハーマン氏は、実社会への応用がきくという点では、STEM分野のプロジェクト・ベース学習に勝る手法はないと考えています。 「学校では、現実的かつ取り組みがいのある問題を生徒に与えるようにしています。これがいずれ社会に出た時に役立つのです。「BLOODHOUND SSC」をテーマにしたプロジェクト・ベース学習には、問題を投げかけるだけでなく、同じ問題を他者がどのように解決しようとしているかを見ることができるという利点があります。」

米国の学校のロール・モデル

「BLOODHOUND SSC」学習カリキュラムを通じて、ハドソン市学区は次世代の科学者とエンジニアの育成に取り組む米国内の学校のロール・モデル的存在になりました。 本プロジェクトは、子供達がグローバルな課題を乗り越えるのに欠かせないSTEM分野のスキルを身に付けるための独自の手法として注目されています。

ハドソン市学区における「BLOODHOUND SSC」学習カリキュラムの成功を受け、新たな授業科目が生まれつつあります。 教師からは、プロジェクトを研究する過程を通じて、生徒達の知識レベルがかつてないほど深化しているという声が上がっています。

ある生徒は、誇らしげに言いました。「あの人達が時速1,000マイルのクルマを作れるなら、私は時速2,000マイルのクルマを作ってみせるわ。 わかったのは、私達には思っていたよりずっと凄いことができる力があるんだってこと。」

スウェージロック後援の「BLOODHOUND SSC」をテーマにしたプロジェクト・ベース学習の詳細につきましては、下のボタンからお問い合わせください。

詳細について問い合わせる

 

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