水素システムの設計がオイル/ガス・システムと異なる理由
水素流体システムの設計がオイル/ガス・システムとは異なる理由を紹介します。
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クレイグ・ギフォード:
「Ask Swagelok」へようこそ。本日は私クレイグ・ギフォードが、クリーン・エネルギー・グローバル技術主幹のチャック・ヘイズとお届けします。テーマは「水素用とオイル/ガス用の流体システムの設計の違い」です。
クレイグ・ギフォード:
まずは基本的な質問ですが、なぜ水素用とオイル/ガス用の流体システムの設計は違うのですか?
チャック・ヘイズ:
最大の違いは、水素は最も小さい分子であるということです。最も小さい分子がどのくらい小さいかというと、水素原子とゴルフ・ボールのサイズ比は、ゴルフ・ボールと地球のサイズ比とほぼ同じと考えることもできます。すなわち、非常に小さいため厄介なのです。
クレイグ・ギフォード:
なぜ小さいと厄介なのでしょうか?
チャック・ヘイズ:
なぜなら水素ができるだけ漏れないよう封止する必要があるからです。水素を封じ込めようとしても、水素分子は油の分子などよりはるかに小さいため、きわめて小さな経路でも漏れが生じます。漏れの経路として連続した微小な凹凸の構造があります。例えば、2つの金属表面が接合すると、その間に細かい凹凸が生じます。その連続した微小な凹凸を水素が通り抜けて大気中に漏れ出します。
これを解決する方法の一つがSwagelokチューブ継手です。この継手には水素やガスの漏れを制御するための技術が詰まっています。これについては別の機会に話しましょう。
クレイグ・ギフォード:
わかりました。ありがとう、チャック。ご視聴ありがとうございました。