製品が認証リストに掲載される意味とは
チャック・ヘイズが、製品が認証リストに掲載される意味について説明します。
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クレイグ・ギフォード:
「Ask Swagelok」へようこそ。私クレイグ・ギフォードがグローバル水素エキスパートのチャック・ヘイズとお届けします。
クレイグ・ギフォード:
水素や圧縮天然ガスなどのクリーン・エネルギー認証についてお聞きしていますが、そこで出てくる疑問が「製品が認証リストに掲載される意味とは何か?」「リストにない製品を使用する際は設計者はどうすればよいか?」です。
チャック・ヘイズ:
それはエリアによって違いますし、どの地域にいるか、現地の規制がどうかにもよります。例えば自動車の場合、当該エリアの国際規格に従って試験された部品が必要です。
以前触れたように北米ではCSAがそれであり、ヨーロッパではEN、それ以外のエリアではISOになります。ただし試験については2種類の実施方法があります。ひとつは試験機関に依頼する方法です。当社ではオランダのKiwaを使用しています。
Kiwaは国際基準に従って試験を実施し、結果をオランダ陸運局(RDW)に送ります。RDWは全ページに紫色のスタンプを押し、リスト番号を付けてリストを完成させます。
他の機関では規格に従って試験を実施しますが、リストの代わりに証明書または認証レターを作成して試験済みであることを示し、テスト・レポートを発行します。
それが重要になるのが、ひとつはインフラです。大半のインフラではすべての規格に使用実績がある部品の使用を認めるという但し書きが含まれています。
例えば50年間使用してきた部品について、すべての試験を実施する必要はありません。どのように証明するかといえば、研究機関に試験を依頼するのもひとつですし、当社では社内でテスト・レポートを用意してそれらの機関で使用できるようにしています。
しかしいざインフラを導入するとなると困ったことになります。「誰が承認するのか?」「誰に権限があるのか?」
例えば米国ではそのエリアの管轄当局というものがあります。テキサス州ではテキサス鉄道、カリフォルニア州ではカリフォルニア大気資源局(CARB)、カンザス州では地元の消防署長です。
クレイグ・ギフォード:
なるほど、千差万別ですね。
チャック・ヘイズ:
はい、本当にエリア次第です。その当局者が承認できるように、テスト・レポートを用意してバルブが水素で試験され、使用に適していることを示します。
とにかく安全第一ですが、エリアによって異なります。どうすればよいかわからないときは、我々にご相談ください。
クレイグ・ギフォード:
チャック、ありがとうございます。ご視聴ありがとうございました。