アウテージ・チューブ(ディップ・チューブ)とその重要性
マット・ディクソンが、アウテージ・チューブ(ディップ・チューブ)とは何か、そして液体サンプリングにおいてアウテージ・チューブが重要である理由を説明します。
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ルーカス・トロイ:
こんにちは。ルーカス・トロイです。「Ask Swagelok」へようこそ。本日はソロン・テクノロジー・センターから、流体サンプリング担当のマット・ディクソンとお届けします。テーマは「金属製ボンベに液体サンプルを採取する」です。
ルーカス・トロイ:
それでは金属製ボンベについて教えてください。アウテージ・チューブとは何ですか?どんな役割を担っていますか?
マット・ディクソン:
アウテージ・チューブはボンベ内にベーパー・スペースと呼ばれる一定量のガスを保持します。これは液体サンプルをボンベに採取する際にとても重要です。なぜなら液体の方が金属よりも高い熱膨張率を持つ傾向があるからです。
サンプルをボンベに採取した後に温度が上昇した場合、ベーパー・スペースが無いと液体が膨張しようとして圧力が上昇し、ボンベが破裂するおそれがあります。ベーパー・スペースがあれば、圧縮できない液体も膨張する余地ができます。それでも蒸気が圧縮されて一定の圧力上昇が生じます。しかし圧力が上昇しすぎてボンベが破裂することはありません。
ルーカス・トロイ:
わかりました。ありがとう。ご視聴ありがとうございました。