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Lindsay Domingo, 副社長、タレント&コミュニケーションズ担当

Lindsay Domingo

副社長、タレント&コミュニケーションズ担当

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子どもの頃、私は話を聞くのも話すのも大好きでした。インタビューごっこに応じてくれる人にカラフルなハンド・マイクを向けている私の姿を収めた写真が母の家にはたくさん残っています。このような幼少期の興味が高じて、私は地元のペンシルベニア州北東部のCBS系列局で、土曜朝のアニメ番組のジュニア・ニュースキャスターとして働くことになりました。ペンシルベニア州スクラントン大学でコミュニケーションの学位を取得してからも、話すことへの情熱が衰えることはありませんでした。

その後、エジプトのカイロ・アメリカン大学でアラビア語を中心に学び、学士号を取得しました。バックパッカーとしてアフリカ、中東、ヨーロッパを旅する中で、異文化に触れそれを理解する体験をしたことは生涯忘れることはないでしょう。中でも、スーダン難民に英語を教えるボランティアに参加したことが、一番の思い出です。

エジプトから帰国後、オクラホマ州ロートンにあるABC系列のテレビ局で、ニュース・レポーターとして働き始めました。週末のレポーターからスタートし、朝のニュース・キャスター、そしてエグゼクティブ・プロデューサーとキャリアを積んでいきました。夜間はニュース編集部で働き、昼間はオクラホマ大学の大学院に通いました。また、キャメロン大学では、フォート・シル陸軍基地の兵士を対象とした、アラビア語およびその文化を学ぶ集中クラスを担当するアルバイトも経験しました。 その後、国際関係学の修士号を取得し、新たなチャレンジに挑む準備が整ったのです。

次に私は、コミュニケーション関連の活動も継続しつつ、オクラホマ州にあるグッドイヤー・タイヤ&ラバー・カンパニーの最大の製造施設で働き始めました。グッドイヤー社では、オクラホマ州、ニューヨーク州、オハイオ州と転勤を繰り返しました。その間、初めて自分のチームを率いるという経験をし、コミュニケーションから人事へとキャリアの転換を図りました。

話をすることと同様、人を育てることへの情熱もまた幼少期に始まったものです。ペンシルベニア州ポコノスで開催される子ども向けサマー・キャンプでは、8年間テニスを教えました。私が教えた子どもたちが飛躍的に成長するのを目の当たりにするのは、大きな喜びでした。当時は、その喜びが私のキャリアに直結することになるとは夢にも思っていませんでした。グッドイヤー社では人事部門を経験しましたが、その中でも私は主にパフォーマンスおよび開発業務を担当し、最終的には私にとって初めてとなるエグゼクティブ・コーチングの認定証を取得するに至りました。同社での7年間の素晴らしい経験とさまざまな指導的立場を経て、私は新たな挑戦を選択することにしたのです。

地元の人事関連のコミュニティでは、スウェージロックの優れた教育と開発に関する素晴らしい評価は周知されていました。そのため、2018年にスウェージロックの一員になれたことを非常に嬉しく思っています。入社後すぐに、私はスウェージロックの「秘伝のソース」を発見しました。スウェージロックの幸せと成功の源(ソース)は、私たちの文化にあるのです。ただ壁にスウェージロックの価値を明記したプレートを掲げているだけの組織ではありません。どんな困難な状況であっても、私たちは日々その価値を実際に実践しているのです。お互いを心から尊重し合うスウェージロック社員の姿勢は、2018年に入社して以来、ずっと常に私の心を捉えて放しません。

スウェージロックでは、タレント・マネジメント、人事ビジネス・パートナーシップ、人事オペレーショナル・エクセレンス、人事情報システムなどをサポートするリーダー的役割を担当してきました。公認プロフェッショナル・コーチ(CPC)になるためのトレーニングを受講している期間は、実際にスウェージロックのエグゼクティブ・チームを指導し、そのチーム開発を促進するという素晴らしい機会も与えられました。しかし何よりも誇りに思っているのは、私のチームが従業員を惹きつけ、成長につながる創造的なソリューションを開発している姿を見ることです。私は自分の仕事が大好きです。私の周りの人は、私の情熱はポジティブなエネルギーと楽観主義によって生まれていると感じていることでしょう。

現在、私はタレント&コミュニケーションズ担当副社長として、タレント・マネジメント、人材獲得、コーポレート・コミュニケーションズの統合チームを率いています。このチームでは、求職者や従業員エクスペリエンスの方向性の決定を行っています。私たちは、スウェージロックの文化や価値をプログラム、コミュニケーション、配布物などの形に落とし込みます。求職者に対してスウェージロックで働くことがどのようなものかを具体的に示し、従業員エクスペリエンスを通じてそれが事実であると証明するのです。

プライベートでは、私には夫と幼い息子がいます。仕事は大好きですが、母親でいる自分が一番好きです。活発だった子ども時代、私の母はスポーツや学校行事に必ず駆けつけてくれました。無条件の愛とサポートの大切さを母から教わったのです。今、私は息子の人生に同じように関わり、素晴らしい思い出を残してあげられるよう心掛けています。

私たち夫婦は、生まれてすぐの息子を養子として迎えました。幸運なことに今でも生みの親とは強い絆で結ばれています。私たち夫婦は養子縁組をきっかけに、地域社会に恩返ししようと、養子縁組に関わるあらゆる地域の委員会の委員を務めています。また、養子縁組、里親、親族関係の悩みを抱える人々を支援する 養子ネットワーク・クリーブランド の理事も務めています。